旧司法試験とは?

旧司法試験はみなさんも名前くらいは聞いたことがあると思いますが、最難関の国家試験の一つです。
法律系の資格試験の中では間違いなく最高ランクの試験です。

旧司法試験に合格し、その後司法修習を経ると(現在は1年半くらい)、裁判官・検察官・弁護士という法曹三者になることができます。

もっとも、この三者にな らずに、政治家になる人やNGOで活躍している人たちもいますので、活躍の場は無限大です。

さらに、弁護士になると当然に弁理士、税理士の業務を行うことができます(弁護士法3条2項)。
また、最近の判例で、司法書士の独占業務とされていた、登記もできることに なりました。さらに、行政書士の業務などもできるようです。

まさしく、法律に関してはオールマイティの資格といえます。

さらに、収入に関してもかなりの高収入を得ることができます。友人に聞いた話によると、大手の弁護士事務所であれば初任給が2000万円というところもあるようです。

ただ、これだけのものが得られる代わりに難易度はトリプルAランクです。
もし、目指そうとするのであれば、それなりの覚悟が必要です。しかし、この試験に関してはそれだけの覚悟をして挑戦してみる価値はあると思います。

なお、旧司法試験に関しては、2011年に廃止され、法科大学院経由の新司法試験と予備試験という2つの制度に移行します。
それに伴い、旧司法試験の合格者数は毎年減少しています。

法科大学院

皆さんもご存知かと思いますが、司法試験の合格率は約3パーセント、しかも東大、京大、早稲田、慶応、中央という一流大学のエリートの中での3パーセントしか合格できないのです。
これは、本当に過酷な試験となっています。それこそ、毎日家や予備校の自習室にかよって何年も勉強し続けなければ合格できないのです。

そのような勉強しかしていない人間ばかりが法曹になっているので、社会の一般常識との感覚がずれている人が法曹には多いということからそれを是正しようというための制度として誕生したのです。
つまり、試験の点数だけでなく、多様な人材を法科大学院に入学させて、その過程で法律家としての知識や能力を養成して社会で活躍させようとするのが目的です。

また、法曹の人口が足りていないことから、人数を増やす必要がでてきました。でも、単に人口を増やしたのでは法曹の質が下がってしまいます。

ですから、法曹としての最低限度の質を保ちつつ人口を増やそうという目的もあります。
そこで、法科大学院に入学し、卒業した人に新司法試験の受験資格を与えて、それに合格し、司法研修所を卒業した人に法曹資格を与えるという制度なのです。

また、法科大学院には法学未修者コース(3年)と法学既習者コース(2年)があります。
司法試験の合格者は、2010年には3000人に増加する予定ですので、法曹になるチャンスは拡大しています。

司法書士試験とは?

司法書士の業務のメインは、登記業務です。登記とは不動産の所有者がだれかということや、会社の所在地や取締役は誰かといったことを公示するもので法務局に行けば見ることができます。その登記の申請を代行するというのが登記業務です。

つまり、市民の大事な財産である不動産しっかり守ったり、知らない会社と取引する際にその会社がほんとうに実在するのか、取締役誰か、資本金はどれくらいなのかということを調べることができるので、取引の安全を図っているのです。

つまり、不動産や企業のあるところには必ず司法書士が必要なのです。
また、つい最近の法律改正により簡易裁判所の訴訟代理権が与えられました。

これは、今までは代理人として裁判所で訴訟をすることができるのは弁護士だけでした。しかし、簡易裁判所における訴額140万円未満の民事訴訟であれば、代理人として訴訟をすることができるのです。

裁判所で法廷に立って戦いたいという方は挑戦してみてはどうでしょうか。
さらに、成年後見業務を行うこともできます。成年後見制度とは、簡単にいうと20歳以上の成年で、判断能力が不十分な人をサポートするというとても重要な仕事です。

これも、人の財産を守るという重要な仕事ですので、やりがいのある仕事の一つでしょう。
このように、非常に重要な業務をすることが司法書士に認められているのは、それだけ社会からの信頼があり、期待されているからでしょう。

司法書士はホームロイヤーとして、市民を法律の知識を活用して守ることが仕事なのです。企業や専門的な業務を扱うことが多い弁護士とはまた違う役割を果たしているのです。

ちなみに、司法書士の年間平均報酬額は1400万円です。かなり、高収入ですよね。
現在、司法書士の職域の拡大に伴い、司法書士の受験生が急拡大しています。

行政書士試験とは?

町の法律家として活躍することができます。

主な業務内容としては、書類作成業務や法律相談にのってあげ未然に紛争を防止するためにとても重要な役割を果たしています。

また、書類を作成するだけでなく、2002年度の行政書士法の改正によって、官公署などに提出する書類を代理人として提出することができるようになりました。

さらに、契約の締結をする際に代理人となることも認められており、法律知識を活用して契約を締結することができます。これによって、未然に紛争を防止することができますし、また、自分の不利になるような契約を締結することも防ぐことができます。

これは、行政書士に対する社会の期待が大きくなっていることをあらわしています。
行政書士は業務範囲が広くほとんど仕事の領域は無限といってもいいでしょう。

この資格を取得しておけば、就職する際にも法律の知識があることをアピールすることができ、有利になることは間違いありません。また、自分で独立開業することも可能です。私の友達も、行政書士の資格を取得してすぐに開業し、今でも業務は順調のようです。

さらに、ステップアップしようとすれば、司法書士、弁理士、社会保険労務士などに応用することができるので、法律系資格の他資格への出発点といえます。

合格率は、一時上がっていましたが、最近の業務範囲の拡大に伴って、試験が難しくなっており年々減少傾向にあります。

弁理士とは?

弁理士は知的財産権のプロフェッショナルになるための資格です。

そして、知的財産立国の実現こそが日本の経済再生の切り札と見られています。最近急速に法整備も進められていますので、政府がどれくらい力を入れているかがとてもよくわかります。


そして、知的財産立国を実現するために、これから弁理士が大きな役割を担うことになります。

これから、弁理士資格の価値が高まっていくであろうことは間違いありません。それに対応して、弁理士試験の合格者数もどんどん増えてきています。

弁理士の業務としては、依頼者からの特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの出願から登録手続までの代理を行います。

また、それだけでなく、知的財産のプロフェッショナルとして、企業の総合的なコンサルティングも行います。一部の民事訴訟について弁護士法市と共同で代理人として訴訟をすることが認められました。

これから、弁理士の活躍の場はますます拡大していくと思います。これから、非常に価値が高まっていく資格だと思いますので、おすすめです。

法学検定試験とは?

法学検定試験とは、日弁連が主催しているもので、法律学についての基礎知識を有することを証明できる資格です。

最近、全てのジャンルにおいて、激動の時代に突入しています。

このような複雑な社会であるからこそ、何か紛争が生じた場合に、しっかりとしたルールで解決することが望まれてきています。

そのために、法的な思考力が非常に重視されてきており、司法試験制度も大きく変化してきています。

そんな中で、誰でも受験でき、取得すれば法的な 思考力ができることの証明になるものとして、この法学検定試験が開始されました。

日弁連が主催しているものなので、社会的な認知度が高く非常に資格としての価値は高いと思われます。法学検定試験の勉強をしていれば、その後に、他の法律系の資 格試験を取得するのにも非常に役に立ちます。
受験資格はなく、誰にでも自分の能力に応じた級を受験することができるので、ぜひ、受けてみてください。
法的な考え方ができれば、法律の世界だけでなく、政治の分野、ビジネスなどあらゆるジャンルで能力を発揮することができます。

刑務官とは?

刑務官とは、よくテレビの特番などでも取り上げられていますが、名前のとおり、刑務所の職員として働くための国家資格です。

罪を犯して収容された者に対し、深い人間愛をもって指導し、再び犯罪を繰り返すことのないよう更生させるが主な業務です。

悩みごとに対する相談、社会復帰のための職業訓練や日常生活の指導などを行うと同時に、刑務所・拘置所などの保安警備の任にあたる意義深い仕事です。